膣内環境（膣内フローラ）を整える乳酸菌サプリメントでお悩みの予防、改善を

2024.10.08

人にはなかなか相談しにくいデリケートゾーンの悩み。繰り返す痒みやにおい、膣炎などの症状に悩みつつも改善策が分からずに困っているという声も多くきかれます。

そんなデリケートゾーンのお悩みに効果が期待できる腟内専用の乳酸菌サプリメントをご存知でしょうか。

今回は、膣内環境を整えて女性のデリケートゾーンに関するお悩み解決に効果が期待できるサプリメントを紹介します。デリケートゾーンのお悩みを持つ方はぜひ最後までご覧ください。

デリケートゾーンの悩みに関連深い「膣内環境（膣内フローラ）」とは？

女性のデリケートゾーンは、マイナートラブルが起こりやすく以下のようなお悩みをもつ人が多いです。

これらのお悩みは膣内環境の悪化が原因となっているケースが少なくありません。

「膣内環境（膣内フローラ）」という言葉は聞きなれないと思いますが、腸内環境や腸内細菌なら聞いたことがある人もいらっしゃるでしょう。腸内環境や腸内細菌叢を整えれば健康になるといわれています。

腸内環境や腸内細菌叢と同じく、膣内にも膣内細菌叢が存在し、膣内環境がデリケートゾーンのトラブルと密接に関わり合っています。

膣内にはさまざまな菌が存在している

膣内にはさまざまな細菌が存在しており、膣内細菌叢または膣内フローラと呼びます。正常な膣内はデーデルライン桿菌と呼ばれる乳酸菌（善玉菌）の数が優位になっている状態です。

乳酸菌（善玉菌）が優位な状態の膣内は酸性に保たれ、それ以外の雑菌（悪玉菌）の侵入や繁殖を防いでいます。
これを膣の自浄作用といいますが、その作用が乱れると悪玉菌が繁殖し細菌性腟症の状態となります。

膣内環境が乱れる原因

膣内環境が乱れる原因には、以下のものがあります。

そのほか、通気性の悪い下着を身に着けていることでデリケートゾーンが蒸れ、雑菌の増殖しやすい環境を作ってしまうことも原因のひとつです。

膣内環境の乱れが原因で起こりやすい2つの病気

膣内環境の乱れによって、デリケートゾーンに起こりやすい2つの病気についてもみていきましょう。

細菌性膣症

細菌性膣症とは、膣内で雑菌（悪玉菌）が異常に増殖してしまうことで発症する病気です。
細菌性膣症の症状には以下のものがあります。

特に、デリケートゾーンやおりものの臭いは魚臭を感じるケースが多く、「イカ臭い」という人も少なくありません。健康なおりものは酸性でやや酸っぱいヨーグルトのようなにおいです。デリケートゾーンが生臭く感じたら、細菌性膣症を疑い対処することが大切です。

細菌性膣症は、膣内環境が改善されれば自然治癒することもありますが、重症化すると子宮頸管炎や子宮内膜炎、卵管炎などの骨盤内炎症性疾患の発症リスクを高める恐れがあります。

その他、妊娠中の女性の場合、子宮感染症や早産リスクを高める恐れもあるため「自然治癒するから」と放置するのは大変危険です。日頃から、膣内環境を整え雑菌を増殖させないことが予防に繋がります。

性器カンジダ症

性器カンジダ症は、カンジダ菌が異常増殖することで発症する病気です。カンジダ菌は健康時にも膣内に存在する細菌の一種です。しかし、さまざまな要因でデーデルライン桿菌（善玉菌）が減少してしまいカンジダ菌が異常増殖すると、性器カンジダ症を発症してしまいます。

性器カンジダ症の症状には以下のものがあります。

性器カンジダ症の場合、酒粕状・カッテージチーズ状と例えられるポロポロしたおりものの形状が特徴的です。性器カンジダ症は、膣内環境が改善されれば自然治癒することもあります。しかし、症状が現れているまま放置すると全身性のカンジダ症を発症するリスクが高まったり、慢性化したりする可能性もあります。

また、カンジダ菌は膣内の常在菌として存在するため、治っても再発する可能性が非常に高いです。カンジダ症の発症・再発を予防するには、膣内環境を整えカンジダ菌を増殖させないことが大切です。

膣内の善玉菌を増やすココラクトのちから

膣内の雑菌を増やさないために、デリケートゾーン専用石鹸などを使用する方も増えてきましたが、清潔に保とうとするあまりデーデルライン桿菌（善玉菌）まで洗い流してしまい、返って膣内環境を悪化させてしまうケースも多くみられます。

そこで、当院では体内から膣内環境にアプローチできるサプリ「ココラクト」をおすすめしています。

ココラクトは2種類の生きた乳酸菌が含まれているサプリメントです。膣内環境に適した乳酸菌（ラクトバチルス菌）をからだに取り入れることにより、膣内を酸性に保つことができれば再び自浄作用を発揮できるようになります。

1日1回1錠を内服することで腸内環境も整えたうえで膣内にも届き定着することが証明されており、細菌性腟症や繰り返すカンジダ腟炎の予防になるだけでなく、子宮内環境を整え不妊症や早産の予防効果も期待されています。

まとめ

今回は、女性のデリケートゾーンのお悩みと密接な関係にある膣内環境について紹介してきました。
デリケートゾーン専用石鹸を使用する、通気性の良い下着を着用する、デリケートゾーンを清潔に保つなど、膣内環境を整える方法はさまざまです。一方で、ストレスや不規則な生活など、現代社会で改善しにくい点が原因で膣内環境が乱れてしまうケースも少なくありません。

当クリニックでは膣内環境の改善効果が期待できるサプリメントを取り扱っています。おりもののお悩みのある方、ご興味のある方はお声がけください。

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